どーも、Shotaです
同じ時間働いていても、人によって仕事の成果には大きな差が出ます。
世の中には、自分が1つの仕事を終わらせたときに、既に3〜4つの仕事を片付けてしまう猛者たちもいます。
仕事効率に、このような差が出るのはどうしてでしょうか?
本書「神・時間術」(樺沢紫苑著)では、仕事効率を上げるには集中力が重要だと述べています。
仕事量=集中力×時間という考え方です。
そして著者は集中力の高い午前中の働き方を工夫することで、仕事効率を4倍まで上げることができると述べています。
今回は仕事効率を上げる、午前集中型の働き方を紹介します。
集中力が必要な仕事は、午前中に済ませる
脳のゴールデンタイムは起きてから2〜3時間
起きてから2〜3時間は、脳のパフォーマンスが、1日で最も高い時間帯です。
朝の30分は、夜の2時間に匹敵します。
この時間は「脳のゴールデンタイム」と呼ばれています。
脳が疲れておらず、さらに脳内が非常に整理された状態にあるからです。
午前中に、集中力が必要で重要な仕事を済ませてしまう
午前中は脳が元気なので
- 論理的な作業
- 文章執筆
- 語学の学習など
- 1日、1週間単位のスケジュール管理
など、高い集中力を要する仕事が向いています。
脳科学的に最高のパフォーマンスを発揮できる午前中に、集中力が必要な仕事をすることで、仕事の効率を2倍以上に高めることが可能なのです。
また、スピードが2倍になると同時に、仕事のクオリティも2倍近くアップします。結果、仕事効率は4倍まで上がるのです。
始業すぐはメールチェックしない
しかし、朝の始業時の最初の30分に、集中力を必要としないメールチェックとその返信を行っているビジネスマンは多いと思います。
「午前中の時間価値は夜の4倍」と考えると「30分のメールチェック」は「2時間の時間損失」に匹敵します。
メールチェックは、少し仕事をして「ああ、疲れたな」という状態で、気分転換がてら行うのがよいのです。
集中力が落ちた午後は、集中力がそれほど必要ない仕事にあてる
出典 神・時間術
午後になって脳が疲れてくると、脳に負荷がかかる仕事はできなくなります。
無理をして集中力が必要な仕事をしようとすると、午前中の倍以上の時間がかかってしまいます。
そこで集中力が落ちた午後は
- メール・メッセージのチェック
- 電話をする
- コピーをとる
- 資料や本に目を通す
- 会議、打ち合わせ
- 来客対応
など集中力がそれほど必要ない仕事に当てましょう。
集中力が必要な仕事は、集中力の高い時間帯に行う。
集中仕事がそれほど必要ない仕事は、集中力の低い時間帯に行う。
こうして仕事の配分を適切に行うだけで、仕事効率を2倍、最大で4倍にアップさせることができます。
早起きして脳のゴールデンタイムを、自己投資にあてる
朝2時間早く起きて、電車内や会社近くのカフェで勉強する
脳のゴールデンタイムは起床後の2〜3時間しかありません。
普通の生活をしていては、2~3時間をフルに活用することはできません。
朝起きてから、身支度、朝食で1時間。満員電車の通勤で1時間。
これでは会社に着く頃には、脳のゴールデンタイムはほとんどなくなっています。
では、どうすればいいのか?
- まずは2時間早く起きて、通勤ラッシュ始まる前に電車に乗り、座席に座って読書時間を確保。
- そして会社の近くのカフェで、自分の時間を有効に活用する
これを「早起き仕事術」と呼びます。
朝のカフェは集中力が高いのと同時に、邪魔が入らないという点で、缶詰仕事をするには格好の場所です。
実際に朝のカフェには、集中力が高い時間帯を活用しようとする熱意あるサラリーマンが沢山います。
早起き仕事術は最高の自己投資
早起き仕事術で確保した2時間は、ビジネスマンにとって最高の自己投資時間になります。
2時間早起きして、自己投資のために2時間使ってみる。
週5日で10時間、1年で480時間になります。
仕事が終わってからは、頭も体も疲れているので、そこまでの勉強量は無理です。あるいは頑張っても効率が悪すぎます。
ビジネスマンが質の高い自己投資をするには、2時間早くおきる早起き仕事術が最適です。
朝すっきり目覚める方法
朝シャワー
「朝2時間も早く起きるのは無理だ!」
そう思う人がほとんどだと思うので、朝すっきり目覚める方法を紹介します。
まずは朝シャワーです。
うつ病で朝がつらい僕も朝シャワーを活用しています。
朝シャワーをすると、ほとんどの人が起床10分後にはエンジン全開になります。
朝シャワーを浴びると、体温が上がり血流がよくなり、心拍数が上がります。
すると夜の神経(リラックス神経)である「副交感神経」から、昼の神経(活動の神経)である「交換神経」に一気に切り替わるのです。
ちなみに少し高めの温度の朝シャワーがより効果的です。
早起きはたった5分でできる朝シャワーの習慣から始めてみましょう。
カーテンを開けて寝る
カーテンを開けて寝ると、朝日が窓から入り、目覚まし時計に頼らなくても自然に目覚めが得られるようになります。
朝日を浴びるとセロトニンという脳内物質が分泌され、活性化します。
このセロトニンが分泌されると、身体に力がみなぎりはつらつとした気分になり、脳もすっきりするのです。
目が覚めても起きれない場合は、5分間、横になって目を開けたままにする
カーテンを開けて寝ているけどあまり効果がない人は、横になって目をあけたままでいましょう。目をつむってはいけません。
朝日の入る部屋で5分間目を開けていると、必ずセロトニンのスイッチがONになり「つらい気分」「嫌な気分」が、「さわやかな気分」「はつらつとした気」に置き換わってくれます。
効果は高いので試してみてください。
まとめ
本書「神・時間術」より仕事効率が4倍上がる、午前集中型の働き方を紹介しました。最も集中力の高い午前中の働き方を工夫することがポイントです。
そのためにも
- 集中力が最も高い、朝起きてから2〜3時間を活用する
- 午前中に集中力の必要で、重要な仕事を済ませてしまう
- 朝イチはメールチェックしない
- 集中力が落ちた午後は、集中力が必要ない仕事にあてる
の4つを実践してみましょう。
僕もマーケティング業務をしていた頃は、ずっとデスクワークだったので、午後は脳が疲れて仕事効率はよくありませんでした。
本書を読み、午前に集中力が必要な仕事をあてたところ、仕事効率を大きくあげることができました。
デスクワークの方は特に使える働き方なので、ぜひ試してみてください。
本書について
このスケジュールを7年間継続している著者が、脳科学の知見により編み出した効率的に仕事をこなす時間管理術が書かれた本。
著者は本書の内容を実施することで、普通の人の4倍以上の仕事をこなしながら2倍以上も自由時間を確保している。
仕事の効率を大きく上げたい、プライベートも充実させたいと思う人におすすめの一冊。
プロフィール
スムージーで「ダイエット・美肌・腸活」を応援!をモットーに、スムージーの効果やレシピの情報を発信しています。
■スムージースペシャリスト資格取得
■大手食品メーカー研究員
■スムージー歴2年
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