どーも、Shotaです。
サラリーマンである限り、出世したいと思っている人は多いと思います。
出世して権力を持つと以下のメリットを享受できます。
- 長く健康に人生を楽しめる可能性が上がる(科学的に証明されている)
- 金持ちになれる
- 自分がやりたいことを成し遂げやすくなる
僕もうつ病になる前は、会社でやりたいことがあったため、出世して権力を手に入れることが必要だと考えていました。
本書「権力を握る人の法則」に出世して権力を手に入れる方法が書かれていたので紹介します。
ポイントは3点です。
- 上司を攻略する
- 出世に必要な資質を身につける
- 強力な人脈を作る
今回は
- 上司を攻略する
について紹介します。
本書の要点はここ!
出世に実績はさほど重要な意味を持たない
多くの組織、ポストで、実績はさほど重要な意味を持たないことが、データにより明らかになっています。
つまり、あなたの仕事ぶりは人事評価にも反映されないし、昇進にすらさほど影響しないのです。
立派な業績を上げれば、上司のご機嫌取りなどしなくても、上に行けると考えるのは、多くの人が犯しがちな重大な思い違いの一つなのです。
上司や役員に自分の存在を認識させる
上司や役員は常に忙しいため、自分を見ているとは考えてはいけません。
まずは自分が何者でどんな仕事をしているのか、認識してもらう必要があります。
ではどうやって認識してもらうのか?
本書では「単純接触効果」の利用を勧めています。
単純接触効果とは「人間は他の条件が同じであれば、慣れ親しんでいるものを好む」という効果です。
つまり上司や役員と話す頻度が増えれば増えるほど、あなたに対する興味は高まるのです。
上司に対して
上司には頻繁に報告、連絡、相談(報・連・相)することが重要です。自分が今どんな仕事に取組み、どんな課題で困っているのか?またどんな成果をあげたのかを頻繁に報告したり、相談するのです。
報・連・相をされて嫌がる上司はまずいません。上司は部下を把握することに安心感をおぼえるのと同時に、自分は部下から信頼されていると感じるものです。
上司以外の重要人物(役員など)
普段話さない役員などには、普段からこちらから積極的に話しかけ自分の存在を認識してもらう必要があります。
その時に話す内容は、今の自分の仕事内容の報告で十分です。
適切なアドバイスをくれると同時に、あなたという存在を認識してくれるはずです。
話の内容は重要でありません。頻繁に話すことが重要なのです。
自分に有利な評価基準で、自分の成果をアピールする
あらゆる評価基準で抜きに出るのは誰にとっても不可能です。
しかし、自分の強みが評価されるように働きかけるのは可能です。
メーカーの場合、商品の良し悪しは社内では以下の3点で評価されます。
- 売上
- 収益性
- 商品の技術力
企画力に強みのある人の場合、自分で企画した商品で売上を上げることが自分の成果のアピールにつながります。
その場合、売上を上げやすい商品を作り販売するため、原価や広告に費用をかけます。
そして経営陣にその商品の売上ポテンシャルが非常に高いことをアピールするのです。
当然、原価や広告に費用をかけるので収益性は低くなりますが、そこはうまく見えないように悪知恵を使うのです。
自分に有利な評価基準で成果を上げ、競争相手よりも有利な立場に持ち込むことは可能なのです。
上司が気にすることを気にする
実績が評価されない理由の一つに、上司が重視することと、あなたが大切にすることが一致しないケースがあります。
よってまずは上司が何を重視しているのか知る必要があります。
この場合は下手に推測するより、直接聞きにいく方が賢明です。
- 仕事で重視するのはどんなことか?
- 自分に何を期待しているのか?
折に触れて直接質問しましょう。
ただし言うまでもなく、何を重視するかを質問するからには、上司の答に沿って行動しなければなりません。
上司を気分よくさせる
いまの地位を確保し、さらに上へ行く確実な方法は、上司をご機嫌にさせておくことです。
そして上司を気分よくさせる最善の方法は、誉めることです。
この効果は科学的データにより裏付けられています。
ほとんどの人は誉め言葉の威力を過少評価しており、十分に使いこなしていません。
ライバルと少しでも差をつけるためにも、誉め言葉を出し惜しみなく伝えましょう。
逆にしてはならないのは上司の個人批判です。
これは確実に上司の気分を害します。
上司がミスを犯したら、自分以外の誰かが指摘するように持っていきましょう。
それができない場合は、周囲の状況や外部要因のせいにすることです。
出世するために上司を攻略してみた!
自分の有利な評価基準で成果をあげ、上司にアピールした
僕はこれまで研究所で食品の開発、そして本社でマーケティングの仕事を担ってきました。
数年前の僕は研究所で働いており、そこで成果を上げ、本社に行きたいと考えていました。そこで何とか上司の評価を上げようと策を練っていたのです。
様々な策の中で一番力を入れていたのが、自分の有利な評価基準で成果を上げ、上司にアピールすることです。
研究所での食品の開発は、主に2つの仕事に分類されます。
- すでに売られている商品を強化する
- 新商品を開発する
僕は新商品を開発する能力に自信がありました。そこで仕事のほとんどを新商品の開発の時間に当てられる策を考えました。
部下は仕事を選べるわけではありません。自分の強みが生かせない仕事も降りかかってきます。
そこで僕は強みが生かせない仕事が降りかかってこないように、新商品の開発で自分が忙しいことを上司に計画的にアピールしました。
新商品の開発で忙しい状況にするには、会議で新商品のアイデアを他部署の人に披露し評価してもらい、商品アイデアをテーマ化する必要があります。
そのためにも僕は新商品のアイデアを誰よりも多く考え、試作をして形にし、いつでも披露できるように常に準備していました。
そうすると上司は僕が新商品開発で忙しいことを知っているので、余計な仕事を振ってきません。
その結果、仕事のほとんどを新商品の開発の時間に当てられることに成功しました。
そして2017年頃に発売した僕の新商品がヒットし、上司に評価されて本社に栄転することができたのです。
強みを生かせる仕事に特化できる環境を作る。そして成果を出して上司にアピールする。
この方法は上司の評価を上げるためには優秀な方法だと思います。
まとめ
本書「権力を握る人の法則」にて出世して権力を手に入れる方法の1つである、上司を攻略する方法を紹介しました。
- 上司や役員に自分の存在を気づかせる
- 自分に有利な評価基準で、自分の成果をアピールする
- 上司が気にすることを気にする
- 上司を気分よくさせる
この4つが重要です。
上司を攻略するために必要なことは、仕事の実績だけではありません。
簡単な方法もあるので、ぜひ実施してみてください!(^^)!
本書について
実際に権力を手に入れた多くの人を取材し、そこから導きだした法則を体系化したのが本書。
実在する人物のリアルな体験談も書かれており、説得力がある。
出世して権力を手に入れたい人には必読の一冊。
プロフィール
スムージーで「ダイエット・美肌・腸活」を応援!をモットーに、スムージーの効果やレシピの情報を発信しています。
■スムージースペシャリスト資格取得
■大手食品メーカー研究員
■スムージー歴2年
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