ヒット商品を作るために多くのことを試してみた

ビジネスやプライベートで、最も確実に成功する方法が書かれているのが
本書の「仕事は楽しいかね?」です。

この本には成功するためのエッセンスが濃縮して、書かれています、

 

本書ではビジネスやプラシベートで成功を収めるために最も大切なことは
「多くのことを試すこと」だと明言しています。

僕は食品の研究開発者として、今も全国の量販店、ドラッグストアに並ぶヒット商品を開発した実績があります。

これは「多くのことを試すこと」を実践した結果だと思っています。

実際にどのように実践したのか、僕の事例を紹介します。

本書の概要

事業を失敗し会社を潰してしまった青年がふとしたきっかけで、ある老人と話すことになる。
彼の名はマックス・エルモア。
発明家、起業家として巨万の富を得た実業家だった。
青年はマックスからビジネスを成功させる考え方を学ぶことになる。

要点はここ!

まず目標を「明日は今日とは違う自分になること」に設定する

5年後どんな自分でなっていたいか?
どんな成功を収めていたいのか?
どんな会社になっていたいか?

このように将来の目標をたてることは、完全に無駄な行為です。
5年後どうなっているかなど、変数が多すぎて予測不可能だからです。
個人、企業すべてに当てはまります。

人生は規則正しいものではありません。
規則から外れたところから、色んな教訓を学べるのです。

そして人生の素晴らしいところは、最終的にどこに行き着くかわからないところなのです。

ただし、目標がないと個人や企業はマンネリ化してしまいます。
マンネリ化すると進化、成長は止まります。
そして成功が遠ざかります。 

そのためにも個人、企業のあるべき目標を
「明日は今日と違う自分になる」
とするのです。

「明日は違う自分になる」ためにはどうしたらいいか?

試すことを毎日続けることです。
試行錯誤を繰り返しながら、手当たり次第新しいことをやってみるのです。

試してみることに失敗はありません。
成功への手掛かりがわかるだけです。

ただし
毎日違う自分になること、そのために試すことを続けることはとてつもなく大変なことです。

シンプルですが、非常に難しいことです。
この積み重ねができるかどうかが、成功を左右するのです。

空前のヒット商品も多くのことを試して、生まれたものである

コカ・コーラ

コカ・コーラはアトランタに住むジョン・ベンバートンという薬屋が発明した商品です。

彼は何十種類の治療薬を考え発明しました。
インディアン用の白髪染めや金梅草の咳止めシロップ、フランスワイン色のコカの木など、多くの薬を開発し販売していました。

ある日ベンバートンは店の奥の部屋で、従業員がシロップ状の頭通薬を水で割って飲んでいたのを目撃しました。
頭痛ではないのに、飲んでいたのです。

彼は興味にそそられました。
実際に水で割った頭痛薬を飲んでみると美味しい(^_-)-☆

彼はソーダ水を入れてシューっと泡を出したらもっと美味しいのではないか?と考えました。

そうして生まれたのがコカ・コーラです。
試行錯誤して、偶然生まれたのがコカ・コーラなのです。

チョコチップ・クッキー

世界中で愛されているチョコチップクッキー。
これも多くのことを試して、偶然生まれた商品なのです。

マサチューセッツのとあるホテルで、ルーズ・ウェークフィールドはオリジナルのバター・ドロップクッキーを作っていました。

彼女はチョコ味のクッキーに挑戦しようと考えました。
板チョコを切り刻んで、チョコを溶かして生地に混ぜるつもりでいましたが、急いでいたので溶かすのはやめて、刻んだチョコレートをバターをクッキー生地に放り込んで作りました。焼いている間に溶けて、思っているような状態になるだろうと考えていたのです。

結果は違いました。チョコレートは塊のままだったのです。
しかし、味見をすると素晴らしいできだったのです。

そうして生まれたチョコチップクッキーは、世界中に広まりました。

夢や目標は十中八九、失敗する

個人や企業が夢や目標を実行して、市場に入り込むと十中八九失敗します。
なぜなら、テクノロジーも競争相手もどんどん進化するからです。

世の中はあなたが目標が達成されるまで、じっと待っていたりしないということです。

それほど成功とは難しいものです。

それでも成功するためには

事業の失敗の多くは、試した結果失敗したのではありません。
試すこと自体が不足しているのです。

上記のコカ・コーラやチョコチップクッキーも、多くことを試した結果生まれたものです。

多くのことを試し、フィードバックをもらいまた試す。
このサイクルが多ければ、多いほど成功確率が上がるのです。

論理立てて考えれば問題は必ず解決するという考えを捨てるべきです。
考えて試す。これを多く繰り返すのです。

ヒット商品を作るために多くのことを試してみた

僕のヒット商品開発物語

本書に書いてある「多くのことを試す」
これを実践して、ヒット商品を開発した経験をお話しします。

 

僕はグミ、キャンディーのカテゴリーで、ヒット商品を開発することができました。
2018年には約9千万円、2019年には約1億3千万円の売上を誇りました。

商品名は言えませんが、読者の皆様も店頭で見かけたことがある商品だと思います。

この成功を収めるために多くのこと試しました。

数えきれないほど、グミ・キャンディーを試作・実験した

ヒットする以前に、食品を市場に発売すること自体が非常に難しいのです。
なぜなら制約条件が多いからです。

  1. 工場の生産ラインで作れるものでなければならない
  2. 1年以上の賞味期限を担保しなければならない
  3. 利益が出る設計でなければならない
  4. 新規性がなければならない
  5. 顧客(今回は小学生男女)のニーズに合致したものでなければならない。

この制約条件をイノベーションとマーケティングにより、乗り越えたものが市場に発売されるのです。

僕の経験では100回の新しい試作・実験をして、ようやく1個のアイデアを市場に発売できると思っています。

売れる以前に、多くのトライをしなければ商品化することすらできないのです。

売れない商品をたくさん作った

見事に商品化にこぎつけても、売れるかどうかは更に厳しい問題になります。

特に僕の会社はグミ、キャンディのカテゴリーでは下位メーカーです。
下位メーカーの商品が、明治の果汁グミや森永のハイチュウと戦うわけです。

とてつもなく厳しい戦いです。

僕はこれまで

  1. ロケットのように空飛ぶガム(本当です笑)
  2. チェーンリングのようにつなげて遊べるラムネ菓子
  3. 魚や動物の形をしたキャンディに、泡の出るラムネをはめて食べる菓子

などなど、多くの商品を発売してきました。

しかし、いずれの商品も売れずに発売半年で終売しました。

「ヒット商品なんて夢のまた夢だよ…。」と思った時期は何度もありました。

たくさん失敗したけど、ヒット商品を発売できた理由

「多くのことを試して、成長したから」に尽きます。

多くの試作・実験をすることで、食品に関する科学的な知見が身につきました。
生産する工場のこともわかるようになりました。

多くの商品を世の中に出すことで、なぜ商品が売れなかったのか仮設ができました。
顧客がどのような商品を求めているのかもわかりました。

多くのことを試し、フィードバックをもらい改良を重ねる。
この地道な作業を誰よりも多くしたからこそ、ヒット商品を発売することができたと思っています。

まとめ

本書の「仕事は楽しいかね?」に書いてあった
「多くのことを試してみる」について、僕が実践した体験を紹介しました。

新しいことを試して失敗することは、成功へ一歩近づくことになります。

皆さんも新しいことにどんどんチャレンジしてみましょう。

そのためにもまずは「明日は今日と違う自分になる」ことを目標にしてみることをおすすめします。

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プロフィール

Shota

スムージーで「ダイエット・美肌・腸活」を応援!をモットーに、スムージーの効果やレシピの情報を発信しています。
■スムージースペシャリスト資格取得
■大手食品メーカー研究員
■スムージー歴1年
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