タピオカブームの理由

2019〜2020年にかけてタピオカブームが続いています。

皆さんの自宅の近くにもタピオカドリンクのお店や、タピオカドリンクを取り扱うお店が増えていると思います。

では、なぜタピオカブームが起きているのでしょうか?

プロの食品マーケッターがわかりやすく解説します。

今回のタピオカブームは実は三度目です。

一度目は1990年前半、二度目は2000年代半ばに起こりました。

不景気=タピオカブーム

これまで2回のタピオカブームと共通するのは不景気です。

先行き不透明な時期にタピオカが流行るです。

2019年も消費増税への不安などから、先行きが不透明な状況でした。

なぜ不景気=タピオカブーム?

  • 500円程度の出費で満足感を得られる
  • 口当たりが優しく気持ちが落ち着く
  • 思いのほか腹持ちがいい

といった要素が挙げられます。

つまり、低価格で幸せな気分になれるのです。

因みに、僕もタピオカのモチモチした食感が大好きです。

台湾企業の進出

タピオカドリンクは、台湾で安定的に人気のあるスイーツです。

今回のタピオカブームは、台湾の定番商品であるタピオカミルクティーを、日本が輸入するかたちで始まっています。

台湾と日本は友好関係にあります。2011年の東日本大震災の際にも、台湾は日本へ迅速に救援を申し出てくれ、なおかつ世界で最も多くの義援金(約250億円)を日本に寄付してくれました。

そのような経緯もあり、日本と台湾では相互の文化に対して非常に敬意をもっているところがあります。

そのため、今回のタピオカミルクティーについても、台湾発祥の人気商品という点について、日本としても非常に好意的に受け止められています。

台湾ブランドが日本人に評価されているのです。

インスタ映え

過去のブームにもまして幅広い層に波及した決定的要因がインスタ映えです。

今回のブームは、インスタ映えとワードと共に若者から火がつきました。

飲み物とタピオカの組み合わせによる独特な見栄えが「SNS映えする」するのです。

私自身も透明のプラスチックに入ったタピオカドリンクを持ち歩く若者を渋谷などで何度も見ました。

現在では七色のタピオカなど、様々な種類が販売されています。

今後の予想

タピオカブームは一旦落ち着くと思います。

昨今の日本の食品トレンドである「健康志向」と合致しないからです。

ただし完全に表舞台から消えるまでにはならないと考えています。

タピオカは日本人好みの食感で、より多くの人がその食感を体験したからです。

ティラミスやナタデココのようにタピオカもしぶとく定番化すると思います。

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